こくごな生活

国語や法律のソフトな考察を中心とした日常雑記録

コバラヘッタ西武所沢S.C店のカレーを語る ~なまじ本格インドカレーでない方が胃弱には有難い~

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こんにちは。

 

僕はインドカレーが好きなんですが、胃弱なので刺激が強すぎるものは控えるようにしています。さらに最近では量も食べられなくなり、外でカレーを食べることもめっきり減ってしまいました。

 

そんな中、今回は久々のカレー・ランチです。

今回行ったお店は、インドカリ―ダイニング コバラヘッタ西武所沢S.C.店

www.seibutokorozawa-sc.jp

 

実際にここのカレーを食べてみると、重たい食事が苦手な僕でも割といい感じだったので、レビューのような記事を書いてみたいと思います(僕がインドカレーのレビューをするのはほぼ4年ぶりなので、ちょっと感慨深い)。

 

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今回注文したのはチキンカレーセット

ドリンク込みで850円ほどだったはずですが、税別表示なので実際は900円ちょっとです。久々に外食すると、改めて消費税が高くなったことを実感します。

 

とはいえ、インドカレーの激戦区である高田馬場や大久保近辺では650円くらいでランチができるところも珍しくありません。フードコートのチェーン店がそういう店よりも高いというのは、一見するとおかしな感じがします。

 

ただ、ここのカレーはホールスパイスを使う等、素材に一定のこだわりがみられます。また、油分を控えた玉ねぎベースのヘルシーなカレーにトマトやピーマンなどの彩り野菜を浮かべる等、主に女性客への配慮をしています。容器も平均的なインドカレー屋と比べるとおしゃれですしね。

 

おそらくこういったスタイリッシュな演出コストが、多少値段に反映しているのかもしれません。

インド料理屋はマニアックなお店が少なくありませんから、スマートな雰囲気でかつカジュアルに食事ができるお店が実は少なかったりします。

そんな中、コバラヘッタはその需要をうまく取り込んだのでしょう。創業以来、順調に店舗勢力を伸ばしているのも、そのあたりに要因があるのではないでしょうかね。

 

さて、そんなコバラヘッタですが、実は韓国の会社が経営母体です。

eirin-fukuju.jp

元々は高田馬場焼肉屋だったのですが、1999年にカジュアルフレンチのお店を出したのを皮切りに、経営の多角化が進みました。インドカレーダイニング・コバラヘッタもこの流れでできたインドカレー・チェーンです。

 

僕は、ここのカレーの存在を5年くらい前から知ってたんですが、当時のグルメサイトのレビュー仲間がボロクソに言っていたのを覚えています。

「スパイスがきいてないスカスカの味」

「韓国の会社にインドカレーなんてムリ」

こんな辛辣なコメントを読んだせいか、これまであまりコバラヘッタのカレーに興味が湧きませんでした。

 

しかし、この会社もいろいろ企業努力をしたのでしょう。

少なくとも今回のカレーは、上記のようなカレー通による批判は当たらず、結構おいしく頂けるものでした。

 

焼肉屋の経験を生かした肉にマッチしたカレーソースの研究、イタリアンのノウハウを生かした女性にも親しみやすい店の雰囲気作り・・そんなことを模索した結果が実を結んだんでしょうね。

五年越しにそんなカレーを食べたと思うと、妙に感慨深いです。

 

体を壊して本格インドカレーが食べられなくなった僕にとっては、むしろこういう日本人向けにアレンジしたライトなカレーの方が有難いです。

これからも僕みたいな胃弱でも楽しめるヘルシーなインドカレーを模索していってほしいと思います。

 

それでは、また。

 

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