こくごな生活

国語講師だったひとのつぶやき集

日本最後のデパート遊園地 丸広川越店の屋上にいってきた

こんにちは。

 

今回は埼玉県が誇る観光地、川越のことについてです。

蔵造りの建物が立ち並ぶ情緒感たっぷりの街並み、名物のさつまいも菓子、などなど見どころが多いこの町は、SNSが普及してからというもの、週末を中心に人がごった返しています。

 

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観光名所である蔵造りの通りにほど近いのが西武新宿線本川越駅

西武鉄道が川越が観光名所であることを売り込もうと、2012年のとき駅名に「時の鐘と蔵のまち」などというサブネームをつけましたっけ。

railf.jp

当時、西武鉄道の車掌は車内アナウンスのときに、この長ったらしい駅名をいちいち読み上げていました。本川越は終着駅なのでアナウンスする機会は多いんですね。

流石に煩わしいと思ったのか、最近ではアナウンスでサブネームをつけることはなくなりましたが、正式名称は相変わらず「本川越(時の鐘と蔵のまち)」だそうです。

 

僕にとって川越は小学校~高校時代を過ごした町。

いわば青春を謳歌したところなので、自分にとっては庭みたいなもんです。

「親しみがありすぎる」街なので、川越が観光地として有名になっても今一つありがたみが湧かないというか、ピンときません。地元民が名所を過小評価する感覚に似てますかね。

 

前置きが長くなってスミマセン。

そんな僕が最近になって、ショッキングな情報を知りました。

丸広川越店の屋上遊園地の閉鎖

今年4月のニュースだったんですね。迂闊にも今まで知りませんでした。

 

川越の丸広といえば、地元の名物デパート。地元民の僕にとっては、時の鐘や蔵造りのまちよりも遥かにお世話になったところです。

 

もちろん屋上の遊園地にも幼いころの思い出が沢山あります。

あの頃は、デパートのレストラン街で食事をした後、屋上の遊園地に遊びに行くというのが子供にとってのゴールデン・コースでした。もうそんな風習は昭和~平成時代の伝聞録になってしまうんですね・・なんだか切ない。

 

そんな遊園地がなくなるというんだから僕にとっては大ニュースです。

「なくなる前にもう一度この遊園地の風景を記録しておきたい。」

そう思った僕は、現地にいってきましたよ。夏休みになったら混雑するでしょうから行くなら今のうちでしょう。

 

 

そんなわけで、久々の丸広の屋上です。

 

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遊園地の入口には告知の紙が開示されてます。

閉鎖理由は耐震補強工事のため

確かに丸広は設備が老朽化してますからね。

 

それにしても営業期間が51年ですか・・そんなに続いていたとは知らなかった。

 

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遊園地について利用客が別れを惜しむ声を記した正方形の色紙。

ここだけでなく、階段付近にもびっしり埋め尽くされています。ものすごい数です。

この遊園地がいかに愛されていたかが分かりますね。

 

実際に閉鎖の理由は採算上の問題ではないというのですから、この遊園地自体の人気がなかったわけではなかったんでしょう。

 

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丸広の遊園地は、日本で最後の「観覧車の残るデパート遊園地」

そんなこと、ニュースになるまで知りませんでしたよ。地元民のくせに・・。

 

デパートの屋上はただでさえ高い位置にありますからね。

 観覧車に乗ると結構いい景色が見えたりするんです。

 

それにしても大人になった今見ると、小さいですね~。

子供のころはもっと大きく見えたもんですが。

 

デパート遊園地の定番、ゴーカートもあります。

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ゴーカートの運転は性格が出ますね。

中央を悠々自適に移動する子、隅っこの方で遠慮しがちに運転している子・・。

 

ちなみに僕は、ピッタリ縁に沿って運転して、「いかにバンパーをこすらずに直角に曲がれるか」を研究してました。当時から神経質なガキだったんですね。

 

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そんな神経質なガキだった僕は、こういうのはあまり好きじゃなかったですね。

ただ揺れているだけで、「自分で動かす」という達成感がなかったからです。

まあ、ゴーカートが満員だと泣く泣く乗ってたかな。

・・って、いま一回200円もするのか。

 

 

当日は休日ということもあって、遊園地自体は大盛況。

閉鎖の告知があったからかもしれませんが、思い出の地が未だ健在でよかったですね。

 

ただ、時代の移り変わりを感じるところもあります。

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売店がなくなってる・・。

 

僕の記憶が確かなら、ここでジュースやフランクフルトを売っていたはず・・。

確かに、今はおやつなんてどこでも買えますからね。仕方がないといえば仕方がないけど、やっぱりちょっと味気ないかも。

 

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催し物が行われていたであろうステージ。

もう長い間使われていない様子です。観客スペースが広い分、寂寞感が漂いますね。

工事後はどんなスペースになるのだろうか?

 

あと個人的に残念だったのは、遊園地に併設されていたペットショップがなくなっていたこと。そこにあった熱帯魚やメダカを見ていると、「丸広に来たな~」という実感がわいてきたもんです。

 

 

以上、閉鎖前の丸広川越店屋上の遊園地の様子についてでした。

個人的には「またひとつ昭和が終わる・・」という気持ちもないわけではないですが、生まれ変わった丸広も楽しみにしたいと思います。

 

デパートの屋上遊園地に思い入れがある皆さん、今年9月の閉鎖までに、一度まるひろまでいらっしゃってはいかがでしょうか?

 

それでは、また。